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雅
日本画との出会い
20代から長年危惧していた足の病が50代に入ると深刻な状況になり、外出が困難になってしまった。今後の人生に不安がよぎった。そんな折、友人の母親の勧めで日本画に出会う。 10ヶ月間、その友人の母親の友人に日本画の手ほどきを受ける。中ほどからは、週に一作品のハイペースで描く。 この間、夢中で集中して描いた経験が、その後の日本画を描く 基礎になったと思う。
以後、独学で現在に至る。数年は、庭の花や動物など小品を描いていた。夫がサポーター役としてパネル作成などバックアップしてくれている。両手両足が少々力不足の私だが、生命(いのち)の大切さを胸に、勇気を出して100号の大作を描くようになる。 54歳から筆を取り、現在に至る。 私にとって「日本画との出会い」は、自分の可能性にチャレンジする「新世界との出会い」である。
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